創業1921年、木製材加工販売業を営み、一般住宅向けから商業施設、大規模建造物まで様々な木造建造物へ供給を行って参りました。
特に当社では構造材のプレカット(加工)技術を磨き、社員の技術力向上を図るだけではなく、近年ではフンデガーK2(ドイツのフンデガー社製全自動プレカットマシーン)、ユニチーム・URTRA(イタリアのユニチーム社製のCLT加工機)を導入しました。最新の設備と技術力でこれからもリーディングカンパニーとしてあり続けます。
当社では集成材生産だけではなく、構造設計や建て方まで対応しております。また地域内外の製材工場との連携にも力を入れています。
建設予定地の木材業者と材料調達から準備を進め、地域の木材産業の振興を図ります。そのため製造加工したものを提供するだけではなく、伐採から最終利用の段階までご要望にお応えできる総合力を有しています。
機械加工技術の進歩により、建築資材の工業化が進んでいます。一般住宅でもプレカット(工場加工)が主流になり、さらなる現場作業の効率化が求められています。
資材の選定、調達において、最適な商品情報の提供が必要とされ、綿密な加工打合せによってスムーズな納材、現場作業が進められます。木材だけではなく、各種建材や住設機器等の提案から納品、アフターフォローまで、建築業者様と施主様の信頼関係の構築のための役割を担っています。
当社は新潟県内唯一の大判CLT加工業者として、取り組みを進めております。2016年にはイタリアユニチーム社製のCLT加工機を導入し、3m×16mの大型面材加工に対応できるようにしました。
新潟県で初の県産材を用いた建物である「中山間地農業技術センター」にも当社で加工したCLTパネルが採用されました。2019年にリニューアルオープンした胎内市の新潟県少年自然の家にも採用されています。
杉などの針葉樹だけではなく、雪国に多くあるブナ林を利活用するため、「スノービーチ(雪国のブナ)」と名付け、産官学共同で取り組みを進めています。
当社は、伐採されたブナ材の製材や人工乾燥に取り組んでいます。最近では家具・木工や建築物での利用も広がってきました。ブナ材の普及を通して山間地域の活性化に貢献したいと考えています。